LED ZEPPELIN-ALOHA FROM HAWAII 1970 【1CD】 [WECD-262]
LED ZEPPELIN-ALOHA FROM HAWAII 1970 【1CD】
[WECD-262]
販売価格: 3,300円(税込)
在庫あり
商品詳細
ツェッペリンによる1970年夏のアメリカン・ツアーは、8月15日から始まり、およそ一か月間で20公演を行なうという小規模なものであった。このツアーはツェッペリンにとっても重要な転換を果たした記念すべきものである。このツアーの直前までセットリストは「We’re Gonna Groove」がオープニングであったが、この夏のアメリカン・ツアーより長らく1971年まで、「移民の歌」がオープニング・ナンバーに位置するようになったのである。この時期、バンドの成熟度は初期から中期へと移行する過渡期に相当し、1969年のような若々しい最強の状態のメンバーが、後に長くステージで続けられるナンバーを演奏するという、ファンにはたまらないツアーであろう。このツアーからは多くの名録音が残されているのも当然の事と言える。
セットリストは「移民の歌」と「ハートブレーカー」のメドレーという、ツェッペリンといえばコレ!と言うべき鉄壁のオープニング。そして3曲目に早くも「幻惑されて」が登場し、間に短いアコースティック・セットを挟み、最後は「胸いっぱいの愛を」で締めくくるというもの。1973年や1977年のツアーのような長大な内容を2時間に凝縮したような、いずれも高密度のコンサートとなっている。アンコールでは「コミュニケーション」他、様々な曲がその場の雰囲気で演奏されており、名盤「ブルーベリーヒル」が収録されたのもこのツアーであると言えば、その演奏の素晴らしさが想像できるかと思う。
本作は、その1970年夏のアメリカン・ツアーより、9月6日ハワイはホノルル公演を収録している。あのロサンゼルス「ブルーベリーヒル」の翌々日の公演である。ホノルルでは2連続公演が行なわれているのだが、本作はその最終日に当たる。なぜ本土から遠く離れたホノルルをツアー・スケジュールに組んだのかといえば、おそらくコンサートはついでであり、陽光降り注ぐビーチでバカンスを楽しむのが主目的だったのではないだろうか。それが証拠に、コンサートの写真は少ないが、レイを首に下げ、にこやかに到着するメンバーの写真や、ビーチで遊んでいる写真などが数多く残されている。
そしてこのホノルル公演は出だしからハプニングがある。1曲目「移民の歌」が終わった後、通常だとすかさず「ハートブレーカー」のリフを奏でるジミーが、中々始めようとはしない。そしてステージ上でどのような目くばせがあったのかわからないが、ジョンジーが「幻惑されて」を弾き始めるのである。いきなり「ハートブレーカー」をすっ飛ばして2曲目に「幻惑されて」という、非常に珍しいパターン。そしてこれはステージ短縮のためのものではなく、「ハートブレーカー」は3曲目にきちんと演奏されている。単なる勘違いなのか、なんらかのトラブルによるものなのかは判然としないが、いずれにせよ非常に珍しい曲順であろう。
本作はオープニングの司会者の挨拶から始まり、全編通して単一ソースにてステージに近い場所からの録音で収録されている。ファースト・ジェネレーション・マスターからDATへの2度のデジタルコピーを経たものから本作が制作されている。まるでモニターの音を拾ったかのような非常に優れた高音質で収録されているため、録音者はロバート本人にもこのテープのコピーを渡したという逸話も伝わっている。
Wendyレーベルの最新作は、1970年9月6日ハワイはホノルル公演を高音質にて収録。燦々と照り付ける太陽の下、透き通るようなビーチと温暖な気候で、リラックスした雰囲気のコンサートを本作で楽しんでいただきたい。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。
サンプル音源
INTERNATIONAL CENTER ARENA HONOLULU HAWAII U.S.A. September 6, 1970
01. Introduction
02. Immigrant Song
03. Dazed And Confused
04. Heartbreaker
05. Since I've Been Loving You
06. What Is And What Should Never Be
07. Moby Dick
08. Whole Lotta Love
09. Communication Breakdown
セットリストは「移民の歌」と「ハートブレーカー」のメドレーという、ツェッペリンといえばコレ!と言うべき鉄壁のオープニング。そして3曲目に早くも「幻惑されて」が登場し、間に短いアコースティック・セットを挟み、最後は「胸いっぱいの愛を」で締めくくるというもの。1973年や1977年のツアーのような長大な内容を2時間に凝縮したような、いずれも高密度のコンサートとなっている。アンコールでは「コミュニケーション」他、様々な曲がその場の雰囲気で演奏されており、名盤「ブルーベリーヒル」が収録されたのもこのツアーであると言えば、その演奏の素晴らしさが想像できるかと思う。
本作は、その1970年夏のアメリカン・ツアーより、9月6日ハワイはホノルル公演を収録している。あのロサンゼルス「ブルーベリーヒル」の翌々日の公演である。ホノルルでは2連続公演が行なわれているのだが、本作はその最終日に当たる。なぜ本土から遠く離れたホノルルをツアー・スケジュールに組んだのかといえば、おそらくコンサートはついでであり、陽光降り注ぐビーチでバカンスを楽しむのが主目的だったのではないだろうか。それが証拠に、コンサートの写真は少ないが、レイを首に下げ、にこやかに到着するメンバーの写真や、ビーチで遊んでいる写真などが数多く残されている。
そしてこのホノルル公演は出だしからハプニングがある。1曲目「移民の歌」が終わった後、通常だとすかさず「ハートブレーカー」のリフを奏でるジミーが、中々始めようとはしない。そしてステージ上でどのような目くばせがあったのかわからないが、ジョンジーが「幻惑されて」を弾き始めるのである。いきなり「ハートブレーカー」をすっ飛ばして2曲目に「幻惑されて」という、非常に珍しいパターン。そしてこれはステージ短縮のためのものではなく、「ハートブレーカー」は3曲目にきちんと演奏されている。単なる勘違いなのか、なんらかのトラブルによるものなのかは判然としないが、いずれにせよ非常に珍しい曲順であろう。
本作はオープニングの司会者の挨拶から始まり、全編通して単一ソースにてステージに近い場所からの録音で収録されている。ファースト・ジェネレーション・マスターからDATへの2度のデジタルコピーを経たものから本作が制作されている。まるでモニターの音を拾ったかのような非常に優れた高音質で収録されているため、録音者はロバート本人にもこのテープのコピーを渡したという逸話も伝わっている。
Wendyレーベルの最新作は、1970年9月6日ハワイはホノルル公演を高音質にて収録。燦々と照り付ける太陽の下、透き通るようなビーチと温暖な気候で、リラックスした雰囲気のコンサートを本作で楽しんでいただきたい。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。
サンプル音源
INTERNATIONAL CENTER ARENA HONOLULU HAWAII U.S.A. September 6, 1970
01. Introduction
02. Immigrant Song
03. Dazed And Confused
04. Heartbreaker
05. Since I've Been Loving You
06. What Is And What Should Never Be
07. Moby Dick
08. Whole Lotta Love
09. Communication Breakdown