Paul McCartney-KINGS DOCK LIVERPOOL 2003 【4CD】 [mccd-425-428]
Paul McCartney-KINGS DOCK LIVERPOOL 2003 【4CD】
[mccd-425-428]
販売価格: 6,000円(税込)
在庫あり
商品詳細
■ポールのライヴ史上最高の名演
■港湾に隣接する屋外の仮設スタジアムとは思えない最前列による超高音質録音
■ボーナスディスクではツアーリハと当日のサウンドチェックを収録
■このコンサートさえあれば他に何もいらない。ずっとこのライヴを聴いていたい。
Mクローデルの最新作は、完売御礼で廃盤になって久しい2003年6月1日リバプール公演、しかも同日のサウンドチェックと共に収録したタイトルになります。 2002年から9年ぶりのツアーを始めたポールでしたが、その後10年以上に渡ってツアーが続くとは当時は考えられておらず、また本人も久しぶりのツアーとあって手探りな部分が多かったのではと思われます。 2002年4月に最初にアメリカをまわり、その後再びアメリカ、メキシコ、そして日本でコンサートを行ない、満を持して行なわれたのが2003年春のヨーロッパツアーでした。 ここまでを大きなツアーのひと括りとされ、2年越しに渡る大規模なワールドツアーの最終地が、ビートルズを生んだ故郷リバプール公演となったのです。 この頃にはツアーの成功が確信され、また評価も高く、記念すべきリバプール公演には多くのファンが訪れました。ヨーロッパの多くがスタジアムではなくアリーナクラスでの会場だったのに対し、 ここリバプール公演は、キングス・ドックという港に隣接している大きなスペースに仮設の会場を設営し、スタジアム以上の大観衆を入れてのコンサートでした。
2002年から足掛け2年に渡る9年ぶりのツアーの最終日であること、故郷リバプールへの凱旋公演であること、MCで語られている通り親類縁者が客席にいたこと、様々な要因が重なり、このリバプール公演はポール自身の集大成とも言うべき特別な内容で、 今でもポールの数あるコンサートの中でベスト・パフォーマンスのひとつに挙げられている名演です。 この歴史的名演を、屋外の大会場とは思えないくらいの超高音質にて完全収録した本作は、その内容と共に名盤のひとつとしてポール・マニアの間でも評価の高いタイトル。 RATTLE SNAKEがコピー盤を作り、それもまたベストセラーとなったほどでした。
屋外で、かつ風が吹き込む港湾に隣接しているということで、録音環境としてはけして恵まれたものではない中、 このような高音質で録音されているのは驚きのひとこと。聴けばわかりますが、まるでポールが目の前で歌っているかのような近さ。録音場所は最前列の右側(ブライアン側)のモニター前で、機材はDATを使用。 本作は、旧盤ピカデリーサーカス・レーベルのリマスターではなく、当時のDATテープから新たにマスターが起こされ、2003年当時では不可能だった現代の技術でDATテープに収録されていた生音を余すところなくCDディスクに反映させています。 いずれにせよ音質に関しては、これ以上のものはないと言っても過言ではありません。また逆説的ですが、オフィシャルで一切リリースされていないにも関わらず、このコンサートが名演として語り継がれているのは、現場にいた人たちの体験談だけではなく、このような高音質の録音が残されていることも要因であると考えられます。
その演奏ですが、この音源を聴くと最初に感じるのは「黄昏」といった切ない感覚です。会場は盛り上がっていますし、演奏も熱を帯びた文句ないものなのですが、どことなく熱狂とは別の、黄昏や郷愁といった、そこはかとなく感傷を感じさせるのです。 屋外の会場だけにまだ明るい内に始まり、コンサートが進むにつれ暗転していくリバプールの空の下、これまで数多くの想い出を作って来た長期ツアーが、この日この場所で終わるという事実、それが熱狂とは別の感傷的な黄昏を感じさせる要因かもしれません。 おそらくポール始めメンバーは、今まで次の事を考えてステージに立っていたはずが、最終日はその必要はないこと、ツアーを支えてくれたスタッフもこの日で一旦解散するということ、 後にシルクドソレイユの「LOVE」に発展するプレショウの出演者たち、そして何よりツアーを追いかけていたファンたち、長いようで短いツアーの最終日という点、そしてそれがポールの故郷リバプールである点、このような複合的な要素が、深い感慨と共に一抹の淋しさを与えているのかもしれません。 本当の名演とは、演奏そのものに付随してこのような物語が付与され、より伝説が強固にされる、このコンサートはその典型ではないかと思うのです。
ポールの気合いの入り方は尋常ではなく、それは1曲目「Hello Goodbye」の間奏前に入れるハロ〜〜ッ!!という合いの手、その声を聴けば、このコンサートが特別なものになるであろうと予見させるのに充分。曲の合間には幾度となくこのコンサートが最終日であること、リバプールへの感謝、ツアーを支えてくれたスタッフへの感謝、そして暖かい声援を送ってくれたファンへの謝辞が語られ、ポールも深い感傷に浸っているのがよく伝わってくるのです。途中、ジョンとスチュの想い出話を挿入し、このツアーで初めてにして唯一、ビ〜ンという音程をとるための一音を発し「Honey Hush」を演奏。ポール自身としてもキャバンクラブで演奏して以来、恐らくどこかで自作の曲ではなく、想い出深いオールディーズ・ナンバーを演奏したかったのでしょう。当時の新曲「Lonely Road」では、エンディングに向かう箇所におけるポールのアドリブには鬼気迫るものがあります。この日で残った体力、気力を、全て排出するぞという勢いがあるのです。「You Never Give Me Your Money」のミドルパートには、ずっと「ツアーが終わる頃までには歌詞を思い出せるかな?」という替え歌が挿入されていましたが、結局最終日まで思い出せないままだったというオチがついています。ジョンとジョージに捧げる「Here Today」と「Something」の後には、リンゴのためにと「Yellow Submarine」を即興で演奏。明るい曲調が前2曲と異なる対比が面白いところ。
この日のハイライトの一つが、初めてにして今のところ唯一のライヴ・テイクとなったのが「Maggie Mae」です。ビートルズのアルバム『Let It Be』にお遊び風に収録されていた曲ですが、ここではフル・レングスで演奏されており、この時初めてきちんとしたバージョンを聴いたという人も多かったのではないでしょうか。歌詞にはリバプールの事が盛り込まれ、(音源だけでは伺えませんが)ステージ後ろのスクリーンにはリバプールの名所の写真が投影され、これ以上ない地元へのプレゼントとなりました。「Band On The Run」には、この2003年欧州ツアーの途中からスローなイントロが加えられたアレンジで演奏されました。あまり評判が良くなかったのか、以降ではまた通常のバージョンに戻される、これが最後の演奏として興味深いところ。「Let ‘Em In」は、まさに会場にブラザーマイケル(弟のマイク)など歌詞に織り込まれた人たちがいるという中での演奏。調子に乗ったポールは「Birthday」の演奏前に「俺は今日、80歳になったぜ!」と冗談を言いだしたりしています。
この素晴らしいコンサート、素晴らしい時間を、少しでも長く続けていたいと会場の誰もが願い、ポールもコンサートを終えるのがもったいない、この日この時が永遠に続けとばかりに、二度目のアンコールで登場した際には、すぐに「Yesterday」に入らず、会場からのリクエストに応え「I Lost My Little Girl」を即興で演奏。その後の「Yesterday」ではサビの部分では、おもむろに演奏をとめ会場に歌うよう促すなど、いよいよ終わりに近づいている感傷いっぱいの演出がなされています。そして最後の「The End」での絶叫は、これで胸を打たれないファンはいないでしょう。最後の声を振り絞り、喉よ裂けとばかりに叫ぶポールの胸に去来するのはどのような想いでしょうか。様々な要素が偶然に見事に絡み合って、このコンサートが世紀の名演として語り継がれている、その理由は、本作を聴いて頂ければきっとわかるでしょう。
ディスク4は2003年欧州ツアーに出る前の3月にロンドンで行なわれたリハーサルを6曲をサウンドボードで収録。そしてリバプール公演当日に行なわれたサウンドチェックをオーディエンスで収録しています。
Mクローデルの最新作は、2003年6月1日リバプール公演を、最前列のDAT録音で、港湾に隣接する屋外大会場とは思えない高音質にて完全収録。2003年ツアーのプレショウを最初からオープニングまで完全収録しているのも本作のみ。しかもポールのライヴ史上最高の名演とされている9年ぶりツアーの最終日の地元凱旋公演。ツアー唯一の「Honey Hush」「I Lost My Little Girl」をはじめ、この日一回きりの「Maggie Mae」など、特別感満載のレア・ライヴ。そして何より全体を覆う感傷的で切ない雰囲気がたまりません。まさにポールのライヴ史上最高の名演にして、最高の録音。後世に残る数あるポールのコンサートの中でも、この日を超えるものはないでしょう。さらにディスク4ではツアーのリハーサルから当日のサウンドチェックまで網羅。このタイトルさえあればもう何もいらない。ずっとこのライヴを聴いていたい。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。
DISC ONE
01. OPENING PRE SHOW
02. HELLO GOODBYE
03. JET
04. ALL MY LOVING
05. GETTING BETTER
06. LET ME ROLL IT
07. HONEY HUSH
08. LONELY ROAD
09. YOUR LOVING FLAME
10. BLACKBIRD
11. EVERYNIGHT
12. WE CAN WORK IT OUT
13. YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY - CARRY THAT WEIGHT
14. THE FOOL ON THE HILL
DISC TWO
01. HERE TODAY
02. SOMETHING
03. YELLOW SUBMARINE
04. ELEANOR RIGBY
05. HERE THERE AND EVERYWHERE
06. I'VE JUST SEEN A FACE
07. CALICO SKIES
08. TWO OF US
09. MAGGIE MAE
10. MICHELLE
11. BAND ON THE RUN
12. BACK IN THE USSR
13. MAYBE I'M AMAZED
14. LET 'EM IN
15. MY LOVE
16. SHE'S LEAVING HOME
DISC THREE
01. CAN'T BUY ME LOVE
02. BIRTHDAY
03. LIVE AND LET DIE
04. LET IT BE
05. BABY FACE
06. HEY JUDE
07. LONG & WINDING ROAD
08. LADY MADONNA
09. I SAW HER STANDING THERE
10. I LOST MY LITTLE GIRL
11. YESTERDAY
12. SGT.PEPPER'S REPRISE - THE END
13. OUTRODUCTION
DISC FOUR
DOCKLAND ARENA REHEARSAL March 2003
01. HELLO GOODBYE
02. BIRTHDAY
03. MY LOVE
04. LET 'EM IN
05. LET IT BE
06. LET ME ROLL IT
KINGS DOCK SOUNDCHECK June 1, 2003
07. LIVERPOOL JAM
08. INDIA
09. COMING UP
10. VOLARE
11. HONEY DON'T
12. MATCH BOX
13. JAM #1
14. CELEBRATION
15. C MOON
16. THINGS WE SAID TODAY
17. MIDNIGHT SPECIAL
18. HERE THERE AND EVERYWHERE
19. BLACKBIRD
20. SAN FRANCISCO BAY BLUES
21. JAM #2
22. YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY
23. LADY MADONNA
FIREMAN MIX
24. Band On The RUn
LIVE AT KINGS DOCK 1ST JUNE 2003
■港湾に隣接する屋外の仮設スタジアムとは思えない最前列による超高音質録音
■ボーナスディスクではツアーリハと当日のサウンドチェックを収録
■このコンサートさえあれば他に何もいらない。ずっとこのライヴを聴いていたい。
Mクローデルの最新作は、完売御礼で廃盤になって久しい2003年6月1日リバプール公演、しかも同日のサウンドチェックと共に収録したタイトルになります。 2002年から9年ぶりのツアーを始めたポールでしたが、その後10年以上に渡ってツアーが続くとは当時は考えられておらず、また本人も久しぶりのツアーとあって手探りな部分が多かったのではと思われます。 2002年4月に最初にアメリカをまわり、その後再びアメリカ、メキシコ、そして日本でコンサートを行ない、満を持して行なわれたのが2003年春のヨーロッパツアーでした。 ここまでを大きなツアーのひと括りとされ、2年越しに渡る大規模なワールドツアーの最終地が、ビートルズを生んだ故郷リバプール公演となったのです。 この頃にはツアーの成功が確信され、また評価も高く、記念すべきリバプール公演には多くのファンが訪れました。ヨーロッパの多くがスタジアムではなくアリーナクラスでの会場だったのに対し、 ここリバプール公演は、キングス・ドックという港に隣接している大きなスペースに仮設の会場を設営し、スタジアム以上の大観衆を入れてのコンサートでした。
2002年から足掛け2年に渡る9年ぶりのツアーの最終日であること、故郷リバプールへの凱旋公演であること、MCで語られている通り親類縁者が客席にいたこと、様々な要因が重なり、このリバプール公演はポール自身の集大成とも言うべき特別な内容で、 今でもポールの数あるコンサートの中でベスト・パフォーマンスのひとつに挙げられている名演です。 この歴史的名演を、屋外の大会場とは思えないくらいの超高音質にて完全収録した本作は、その内容と共に名盤のひとつとしてポール・マニアの間でも評価の高いタイトル。 RATTLE SNAKEがコピー盤を作り、それもまたベストセラーとなったほどでした。
屋外で、かつ風が吹き込む港湾に隣接しているということで、録音環境としてはけして恵まれたものではない中、 このような高音質で録音されているのは驚きのひとこと。聴けばわかりますが、まるでポールが目の前で歌っているかのような近さ。録音場所は最前列の右側(ブライアン側)のモニター前で、機材はDATを使用。 本作は、旧盤ピカデリーサーカス・レーベルのリマスターではなく、当時のDATテープから新たにマスターが起こされ、2003年当時では不可能だった現代の技術でDATテープに収録されていた生音を余すところなくCDディスクに反映させています。 いずれにせよ音質に関しては、これ以上のものはないと言っても過言ではありません。また逆説的ですが、オフィシャルで一切リリースされていないにも関わらず、このコンサートが名演として語り継がれているのは、現場にいた人たちの体験談だけではなく、このような高音質の録音が残されていることも要因であると考えられます。
その演奏ですが、この音源を聴くと最初に感じるのは「黄昏」といった切ない感覚です。会場は盛り上がっていますし、演奏も熱を帯びた文句ないものなのですが、どことなく熱狂とは別の、黄昏や郷愁といった、そこはかとなく感傷を感じさせるのです。 屋外の会場だけにまだ明るい内に始まり、コンサートが進むにつれ暗転していくリバプールの空の下、これまで数多くの想い出を作って来た長期ツアーが、この日この場所で終わるという事実、それが熱狂とは別の感傷的な黄昏を感じさせる要因かもしれません。 おそらくポール始めメンバーは、今まで次の事を考えてステージに立っていたはずが、最終日はその必要はないこと、ツアーを支えてくれたスタッフもこの日で一旦解散するということ、 後にシルクドソレイユの「LOVE」に発展するプレショウの出演者たち、そして何よりツアーを追いかけていたファンたち、長いようで短いツアーの最終日という点、そしてそれがポールの故郷リバプールである点、このような複合的な要素が、深い感慨と共に一抹の淋しさを与えているのかもしれません。 本当の名演とは、演奏そのものに付随してこのような物語が付与され、より伝説が強固にされる、このコンサートはその典型ではないかと思うのです。
ポールの気合いの入り方は尋常ではなく、それは1曲目「Hello Goodbye」の間奏前に入れるハロ〜〜ッ!!という合いの手、その声を聴けば、このコンサートが特別なものになるであろうと予見させるのに充分。曲の合間には幾度となくこのコンサートが最終日であること、リバプールへの感謝、ツアーを支えてくれたスタッフへの感謝、そして暖かい声援を送ってくれたファンへの謝辞が語られ、ポールも深い感傷に浸っているのがよく伝わってくるのです。途中、ジョンとスチュの想い出話を挿入し、このツアーで初めてにして唯一、ビ〜ンという音程をとるための一音を発し「Honey Hush」を演奏。ポール自身としてもキャバンクラブで演奏して以来、恐らくどこかで自作の曲ではなく、想い出深いオールディーズ・ナンバーを演奏したかったのでしょう。当時の新曲「Lonely Road」では、エンディングに向かう箇所におけるポールのアドリブには鬼気迫るものがあります。この日で残った体力、気力を、全て排出するぞという勢いがあるのです。「You Never Give Me Your Money」のミドルパートには、ずっと「ツアーが終わる頃までには歌詞を思い出せるかな?」という替え歌が挿入されていましたが、結局最終日まで思い出せないままだったというオチがついています。ジョンとジョージに捧げる「Here Today」と「Something」の後には、リンゴのためにと「Yellow Submarine」を即興で演奏。明るい曲調が前2曲と異なる対比が面白いところ。
この日のハイライトの一つが、初めてにして今のところ唯一のライヴ・テイクとなったのが「Maggie Mae」です。ビートルズのアルバム『Let It Be』にお遊び風に収録されていた曲ですが、ここではフル・レングスで演奏されており、この時初めてきちんとしたバージョンを聴いたという人も多かったのではないでしょうか。歌詞にはリバプールの事が盛り込まれ、(音源だけでは伺えませんが)ステージ後ろのスクリーンにはリバプールの名所の写真が投影され、これ以上ない地元へのプレゼントとなりました。「Band On The Run」には、この2003年欧州ツアーの途中からスローなイントロが加えられたアレンジで演奏されました。あまり評判が良くなかったのか、以降ではまた通常のバージョンに戻される、これが最後の演奏として興味深いところ。「Let ‘Em In」は、まさに会場にブラザーマイケル(弟のマイク)など歌詞に織り込まれた人たちがいるという中での演奏。調子に乗ったポールは「Birthday」の演奏前に「俺は今日、80歳になったぜ!」と冗談を言いだしたりしています。
この素晴らしいコンサート、素晴らしい時間を、少しでも長く続けていたいと会場の誰もが願い、ポールもコンサートを終えるのがもったいない、この日この時が永遠に続けとばかりに、二度目のアンコールで登場した際には、すぐに「Yesterday」に入らず、会場からのリクエストに応え「I Lost My Little Girl」を即興で演奏。その後の「Yesterday」ではサビの部分では、おもむろに演奏をとめ会場に歌うよう促すなど、いよいよ終わりに近づいている感傷いっぱいの演出がなされています。そして最後の「The End」での絶叫は、これで胸を打たれないファンはいないでしょう。最後の声を振り絞り、喉よ裂けとばかりに叫ぶポールの胸に去来するのはどのような想いでしょうか。様々な要素が偶然に見事に絡み合って、このコンサートが世紀の名演として語り継がれている、その理由は、本作を聴いて頂ければきっとわかるでしょう。
ディスク4は2003年欧州ツアーに出る前の3月にロンドンで行なわれたリハーサルを6曲をサウンドボードで収録。そしてリバプール公演当日に行なわれたサウンドチェックをオーディエンスで収録しています。
Mクローデルの最新作は、2003年6月1日リバプール公演を、最前列のDAT録音で、港湾に隣接する屋外大会場とは思えない高音質にて完全収録。2003年ツアーのプレショウを最初からオープニングまで完全収録しているのも本作のみ。しかもポールのライヴ史上最高の名演とされている9年ぶりツアーの最終日の地元凱旋公演。ツアー唯一の「Honey Hush」「I Lost My Little Girl」をはじめ、この日一回きりの「Maggie Mae」など、特別感満載のレア・ライヴ。そして何より全体を覆う感傷的で切ない雰囲気がたまりません。まさにポールのライヴ史上最高の名演にして、最高の録音。後世に残る数あるポールのコンサートの中でも、この日を超えるものはないでしょう。さらにディスク4ではツアーのリハーサルから当日のサウンドチェックまで網羅。このタイトルさえあればもう何もいらない。ずっとこのライヴを聴いていたい。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。
DISC ONE
01. OPENING PRE SHOW
02. HELLO GOODBYE
03. JET
04. ALL MY LOVING
05. GETTING BETTER
06. LET ME ROLL IT
07. HONEY HUSH
08. LONELY ROAD
09. YOUR LOVING FLAME
10. BLACKBIRD
11. EVERYNIGHT
12. WE CAN WORK IT OUT
13. YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY - CARRY THAT WEIGHT
14. THE FOOL ON THE HILL
DISC TWO
01. HERE TODAY
02. SOMETHING
03. YELLOW SUBMARINE
04. ELEANOR RIGBY
05. HERE THERE AND EVERYWHERE
06. I'VE JUST SEEN A FACE
07. CALICO SKIES
08. TWO OF US
09. MAGGIE MAE
10. MICHELLE
11. BAND ON THE RUN
12. BACK IN THE USSR
13. MAYBE I'M AMAZED
14. LET 'EM IN
15. MY LOVE
16. SHE'S LEAVING HOME
DISC THREE
01. CAN'T BUY ME LOVE
02. BIRTHDAY
03. LIVE AND LET DIE
04. LET IT BE
05. BABY FACE
06. HEY JUDE
07. LONG & WINDING ROAD
08. LADY MADONNA
09. I SAW HER STANDING THERE
10. I LOST MY LITTLE GIRL
11. YESTERDAY
12. SGT.PEPPER'S REPRISE - THE END
13. OUTRODUCTION
DISC FOUR
DOCKLAND ARENA REHEARSAL March 2003
01. HELLO GOODBYE
02. BIRTHDAY
03. MY LOVE
04. LET 'EM IN
05. LET IT BE
06. LET ME ROLL IT
KINGS DOCK SOUNDCHECK June 1, 2003
07. LIVERPOOL JAM
08. INDIA
09. COMING UP
10. VOLARE
11. HONEY DON'T
12. MATCH BOX
13. JAM #1
14. CELEBRATION
15. C MOON
16. THINGS WE SAID TODAY
17. MIDNIGHT SPECIAL
18. HERE THERE AND EVERYWHERE
19. BLACKBIRD
20. SAN FRANCISCO BAY BLUES
21. JAM #2
22. YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY
23. LADY MADONNA
FIREMAN MIX
24. Band On The RUn
LIVE AT KINGS DOCK 1ST JUNE 2003