WINGS-PUGIN'S HALL REHEARSALS 1980 【5CD】 [mccd-200-204]
WINGS-PUGIN'S HALL REHEARSALS 1980 【5CD】
[mccd-200-204]
販売価格: 6,000円(税込)
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商品詳細
マニア必携Mクローデル・レーベルの最新作は、ウイングス最後のスタジオ・セッションを3日分、5枚組の大作になります。1980年1月に日本で逮捕されてからしばらく活動を休止していたウイングスですが、ソロ・アルバム『McCartney II』を挟んで、再度バンド“ウイングス”としてのニューアルバムの製作に乗り出します。当初ウイングスのアルバムとして発表することを念頭において行なわれたこのリハーサル・セッションは、結果として『TUG OF WAR』というソロアルバムに結実します。1980年の年末まで継続して行なわれたこのリハーサル・セッションは、12月9日ジョンレノンが凶弾に倒れる訃報で中断(ちょうど「RAINCLOUDS」をレコーディング中の出来事でした)、無期延期になり、そのままウイングスは本当に自然消滅してしまいます。本作に収録の音源は、この1980年に数多く行なわれたリハーサル・セッションより3日分、1980年10月18日、1980年10月30日、そして1980年11月18日のセッションをサウンドボードで収録しています。
まず10月18日のセッション、ディスク1と2に相当する部分です。完全初登場となるこの日のセッションは、まだ完全に曲が出来ていないためか、延々とジャムが続けられています。まだ肩慣らしといったところでしょうか、それでも楽器の音色からこの時代のウイングスの音、ポールが新たに想定したニューアルバムの色というものが感じられる貴重な音源です。デニー・レインのヴォーカルによる「See Your Light」という曲を演奏するも、やはり途中からジャムに入ってしまうところなどは、本当に軽い肩慣らしといった感じです。後半は主に『PIPES OF PEACE』に収録されることになる「AVERAGE PERSON」のセッションに費やされています。作曲者のポールは曲を把握しており、それをバンドに指示を与える様子が克明にとらえられており、コードを口ずさみながら演奏を完成させていく様子、さらにリンダを含むコーラスを練習する様子などを聴くことができます。同じ曲ばかりで飽きたのか、途中「MAMA’S LITTLE GIRL」を歌った後、さらに「AVERAGE PERSON」にトライするなど、この曲に対する意気込みを感じさせられます。
10月30日のセッションはさらにバラエティに富んだ内容で楽しめます。ウイングスのニューアルバムに向けて始まったセッションでしたが、この時の曲が後のソロアルバム『TUG OF WAR』と『PIPES OF PEACE』として発表されたのは前述の通りですが、この2枚のソロアルバムも実はほぼ同時期にアイデアが開始されたのは有名な話。ここでは『PIPES OF PEACE』に収録されることになる「AVERAGE PERSON」の続きと、「KEEP UNDER COVER」を何度も繰り返し完成させていく様子、『TUG OF WAR』の最後を飾る「EBONY & IVORY」などが収録されています。もちろん「EBONY & IVORY」はスティーヴィーワンダー抜きでの演奏です。その他、セッションでの雰囲気を作るためか、オールディーズ・ナンバーを数多く採り上げており、とても楽しい雰囲気が醸成されています。この日の音源のみ、VIGOTONEレーベルより『WHEN IT RAINS IT POURS』というタイトルで既発ですが、VIGOTONEレーベルには未収録の「THE SHEIK OF ARABY」が本作には収録されているのが特長です。短い演奏ですが、デッカオーディションでも演奏された懐かしい曲を20年後にこうして再度スタジオで演奏するなどとは、非常に感慨深いものがあります。
11月30日のセッションは、なんと『GIVE MY REGARDS TO BROADSTREET』で新曲として収録されていた「NO VALUES」から始まります。既にほとんど完成しており、正式な発表の何年も前にこうしてセッションで採り上げていたことに驚きを感じます。その後はバディ・ホリーの曲などオールディーズ、ビートルズ時代も演奏していた「LEND ME YOUR COMB」など、正式なレコーディング・セッションというよりも、バンドとの演奏を楽しんでいるかのようです。余談ですが、この約1週間後にジョンが凶弾に倒れるなど、この時は露にも想像しなかったでしょう。
Mクローデルの新作は、5枚組のボリュームで1980年に行なわれた三日間のスタジオ・リハーサルをサウンドボードにて収録。ウイングスの解散と前後するため、後のソロアルバム収録曲のウイングス・バージョンともいうべき貴重なレコーディングの魅力を余すところなく収録。この時期は残されている音源が少ないので、このようなまとまった流出というのは非常に珍しいものです。もちろん初登場音源。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。
OCTOBER 18, 1980
DISC ONE
01. Jam Session #1
02. Jam Session #2
03. Jam Session #3
04. Jam Session #4
05. Jam Session #5
06. Jam Session #6
07. See Your Light - Jam Session #7
DISC TWO
01. Average Person #1
02. Average Person #2
03. Average Person #3
04. Average Person #4
05. Average Person #5
06. Average Person #6
07. Mama's Little Girl
08. Average Person #7
09. Average Person #8
10. Average Person #9
11. Take It Away
12. Improvisation
OCTOBER 30, 1980
DISC THREE
01. Twenty Flight Rock
02. Ballroom Dancing
03. Cage
04. Old Man Lovin' #1
05. Old Man Lovin' #2
06. Sure To Fall
07. Movie Magg
08. Blue Moon Of Kentucky #1
09. Blue Moon Of Kentucky #2
10. Summertime
11. Good Rockin' Tonight - Shake, Rattle And Roll
12. Cut Across Shorty
13. Stealin'
14. Singing The Blues
15. The Sheik Of Araby
16. Jonny B Goode
17. Rainclouds #1
DISC FOUR
01. Rainclouds #2
02. Rainclouds #3
03. Rainclouds #4
04. Average Person #1
05. Average Person #2
06. Average Person #3
07. Average Person #4
08. Keep Under Cover #1
09. Keep Under Cover #2
10. Keep Under Cover #3
11. Keep Under Cover #4
12. Ebony And Ivory #1
13. Ebony And Ivory #2
14. Rainclouds #5
NOVEMBER 30, 1980
DISC FIVE
01. No Values
02. Your Lucky Day #1
03. Your Lucky Day #2
04. Oh Boy - Peggy Sue
05. I'm Gonna Love You Too
06. Ain't That A Shame - I'm In Love Again
07. Rockin' In Your Seat
08. Fabulous - (Let Me Be Your) Teddy Bear
09. Your True Love
10. Lend Me Your Comb #1
11. Lend Me Your Comb #2
12. Goin' Back To Tennessee
13. Denny's Song
14. Improvisation
PUGIN’S HALL, APPLEDORE ROAD, TENTERDEN, KENT ENGLAND
まず10月18日のセッション、ディスク1と2に相当する部分です。完全初登場となるこの日のセッションは、まだ完全に曲が出来ていないためか、延々とジャムが続けられています。まだ肩慣らしといったところでしょうか、それでも楽器の音色からこの時代のウイングスの音、ポールが新たに想定したニューアルバムの色というものが感じられる貴重な音源です。デニー・レインのヴォーカルによる「See Your Light」という曲を演奏するも、やはり途中からジャムに入ってしまうところなどは、本当に軽い肩慣らしといった感じです。後半は主に『PIPES OF PEACE』に収録されることになる「AVERAGE PERSON」のセッションに費やされています。作曲者のポールは曲を把握しており、それをバンドに指示を与える様子が克明にとらえられており、コードを口ずさみながら演奏を完成させていく様子、さらにリンダを含むコーラスを練習する様子などを聴くことができます。同じ曲ばかりで飽きたのか、途中「MAMA’S LITTLE GIRL」を歌った後、さらに「AVERAGE PERSON」にトライするなど、この曲に対する意気込みを感じさせられます。
10月30日のセッションはさらにバラエティに富んだ内容で楽しめます。ウイングスのニューアルバムに向けて始まったセッションでしたが、この時の曲が後のソロアルバム『TUG OF WAR』と『PIPES OF PEACE』として発表されたのは前述の通りですが、この2枚のソロアルバムも実はほぼ同時期にアイデアが開始されたのは有名な話。ここでは『PIPES OF PEACE』に収録されることになる「AVERAGE PERSON」の続きと、「KEEP UNDER COVER」を何度も繰り返し完成させていく様子、『TUG OF WAR』の最後を飾る「EBONY & IVORY」などが収録されています。もちろん「EBONY & IVORY」はスティーヴィーワンダー抜きでの演奏です。その他、セッションでの雰囲気を作るためか、オールディーズ・ナンバーを数多く採り上げており、とても楽しい雰囲気が醸成されています。この日の音源のみ、VIGOTONEレーベルより『WHEN IT RAINS IT POURS』というタイトルで既発ですが、VIGOTONEレーベルには未収録の「THE SHEIK OF ARABY」が本作には収録されているのが特長です。短い演奏ですが、デッカオーディションでも演奏された懐かしい曲を20年後にこうして再度スタジオで演奏するなどとは、非常に感慨深いものがあります。
11月30日のセッションは、なんと『GIVE MY REGARDS TO BROADSTREET』で新曲として収録されていた「NO VALUES」から始まります。既にほとんど完成しており、正式な発表の何年も前にこうしてセッションで採り上げていたことに驚きを感じます。その後はバディ・ホリーの曲などオールディーズ、ビートルズ時代も演奏していた「LEND ME YOUR COMB」など、正式なレコーディング・セッションというよりも、バンドとの演奏を楽しんでいるかのようです。余談ですが、この約1週間後にジョンが凶弾に倒れるなど、この時は露にも想像しなかったでしょう。
Mクローデルの新作は、5枚組のボリュームで1980年に行なわれた三日間のスタジオ・リハーサルをサウンドボードにて収録。ウイングスの解散と前後するため、後のソロアルバム収録曲のウイングス・バージョンともいうべき貴重なレコーディングの魅力を余すところなく収録。この時期は残されている音源が少ないので、このようなまとまった流出というのは非常に珍しいものです。もちろん初登場音源。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。
OCTOBER 18, 1980
DISC ONE
01. Jam Session #1
02. Jam Session #2
03. Jam Session #3
04. Jam Session #4
05. Jam Session #5
06. Jam Session #6
07. See Your Light - Jam Session #7
DISC TWO
01. Average Person #1
02. Average Person #2
03. Average Person #3
04. Average Person #4
05. Average Person #5
06. Average Person #6
07. Mama's Little Girl
08. Average Person #7
09. Average Person #8
10. Average Person #9
11. Take It Away
12. Improvisation
OCTOBER 30, 1980
DISC THREE
01. Twenty Flight Rock
02. Ballroom Dancing
03. Cage
04. Old Man Lovin' #1
05. Old Man Lovin' #2
06. Sure To Fall
07. Movie Magg
08. Blue Moon Of Kentucky #1
09. Blue Moon Of Kentucky #2
10. Summertime
11. Good Rockin' Tonight - Shake, Rattle And Roll
12. Cut Across Shorty
13. Stealin'
14. Singing The Blues
15. The Sheik Of Araby
16. Jonny B Goode
17. Rainclouds #1
DISC FOUR
01. Rainclouds #2
02. Rainclouds #3
03. Rainclouds #4
04. Average Person #1
05. Average Person #2
06. Average Person #3
07. Average Person #4
08. Keep Under Cover #1
09. Keep Under Cover #2
10. Keep Under Cover #3
11. Keep Under Cover #4
12. Ebony And Ivory #1
13. Ebony And Ivory #2
14. Rainclouds #5
NOVEMBER 30, 1980
DISC FIVE
01. No Values
02. Your Lucky Day #1
03. Your Lucky Day #2
04. Oh Boy - Peggy Sue
05. I'm Gonna Love You Too
06. Ain't That A Shame - I'm In Love Again
07. Rockin' In Your Seat
08. Fabulous - (Let Me Be Your) Teddy Bear
09. Your True Love
10. Lend Me Your Comb #1
11. Lend Me Your Comb #2
12. Goin' Back To Tennessee
13. Denny's Song
14. Improvisation
PUGIN’S HALL, APPLEDORE ROAD, TENTERDEN, KENT ENGLAND